治具のベースとなるプレートはアルミ系材料を使用することで軽量化を実現

Value Engineering

治具のベースとなるプレートはアルミ系材料を使用することで軽量化を実現

治具製造においてベースとなるプレートというのは、治具の製造を左右することから硬く・剛性のある鉄系材料を用いることが多いと言えます。しかし、鉄系材料は1mを超えると人力での運搬は難しく、クレーンが取付られた工場では対応が可能でも、開発施設等では作業性の面で問題となりがちです。

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そこで、当社ではコストはかかるものの、ジュラルミンを用いたベースを提案するなど、用途と環境に合わせた提案を行っています。一般的に治具メーカーはベースプレートを購入品で調達することが多い為、素材や形状などの面で柔軟な提案は難しいと言えます。しかし、当社の場合には自社で横型のマシニングセンタを保有していることからこのような提案が可能となっています。

治具の製造においては、鉄系材料が非常に多く利用されます。しかし、開発現場や生産現場においてスペースの問題からクレーンなどを導入できず、軽量化のニーズは高くなっていると言えます。また、女性活用などと言われる時代背景もあり、軽量化による作業性向上は製造業における課題の一つです。軽量化を検討中の治具製造を検討中の方は当社にお問い合わせください。

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試作開発治具設計・製作.COMによる技術提案事例一覧

試作開発治具設計・製作.COMの技術提案事例を3つに分類しています。「コストダウン提案」「品質向上提案 」「 配線・配管・組立における作業性向上のポイント 」からそれぞれの具体的なVE技術提案事例をご確認できます。