加工治具とは?

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加工治具とは?

加工治具とは?

試作開発 治具設計・製作.comが扱う加工治具を紹介します。加工治具とは切断、打ち抜きなどの加工を行う際の専用治具のことです。当社ではリチウムイオン電池セル カット用治具やシムプレート(スペーサー)製作用打ち抜き金型、レーザー切断用治具などの製作実績があります。試作開発品段階ではデザインの変更がよくあり、その都度、加工治具を製作していては大変なコストがかかってきます。当社は治具の部品を交換することで、加工形状を変更できる治具設計とするなど、お客様の開発コスト低減に貢献してきました。

 

以下では当社の加工治具の製作実績について紹介いたします。

 

試作開発 治具設計・製作.comが提供する加工治具とは?

試作開発 治具設計・製作.comでは、これまでに多くの加工治具を取り扱ってきました。一口に加工治具といっても、加工素材や、加工方法、加工形状などによって様々な要求がなされます。例えば、開発中のリチウムイオン電池のシート状セルをカットするための加工治具のご依頼を頂いたことがあります。こちらはハンドプレス機にトムソン刃を取り付け、ワークをセットし、ハンドルを下げることで、ハンドルと連携してワークを固定し、同時に打ち抜きが行える仕様となっています。お客様のコスト負担を下げるため、ハンドプレス機は市販品のものを使用しました。トムソン刃を交換することで様々な径の打ち抜きを行うことができます。また、自動車製造現場で使われる金型の微調整を行うシムプレートの打ち抜き用治具のご依頼を頂いたこともあります。治具にはSS400の材質の上板と下板が設けられており、上下の板でシムプレートを挟み込む形で固定し、打ち抜き加工が行われます。こちらも治具の部品を変更することで、様々な径の打ち抜きが行えます。また、自動車フレーム部品の切断用治具の製作実績もあります。こちらはレーザー加工機に取り付けてワークの位置決めを行うための加工治具で、同じく治具の部品を変えることで、複数品番で共用で使用することができます。これら共通して、加工対象に合わせて治具の部品を変更することで、複数の形状加工が出来る仕様となっています。お客様の中で開発予算が限れているので、出来るだけ開発コストを抑えられる様、製品評価の結果寸法変更がなされても、同じ治具で対応できる工夫をとっています。コスト面だけでなく、機能面でもお客様のこういった治具がほしいというご希望を叶えてきました。当社は3次元CADを用いた設計、各種MC加工機、レーザー加工機を用いた複雑、精巧な加工が可能ですので、加工治具をご検討の際は是非お声かけ下さい。

 

主な加工治具の製造実績一覧

 

リチウムイオン電池シム打ち抜き金型

リチウムイオン電池シム打ち抜き金型

自動車部品レーザー加工用治具

試作開発 治具設計・製作.comの基礎知識一覧

「試作開発 治具設計・製作.com」の基礎知識集を下記にご紹介いたします。