組立作業効率を向上させるため、締結部品を統一して設計

Value Engineering

組立作業効率を向上させるため、締結部品を統一して設計

治具の製造を行う工程では様々な部品を使用し、組み立てを行います。部品点数の多いユニット品の製造においては、共通で言えることですが、同じ形状でサイズ違いの部品を必要とする設計を行う管理が大変となり、組み立て工程における管理コストが発生してしまいます。

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当社の治具製作においては、設計段階から部品の種類を減らし、なるべく共通のサイズの部品を使用できるように変更提案を行う場合があります。治具の製造は当社で行う為、一見お客様には関係がないことの様に思えますが、治具を使用する中でメンテナンスをする際に様々な部品を準備しておくことは部品在庫を増やし、管理コストを圧迫するので、設計者は部品の管理コストまで検討し、設計することがポイントです。

治具設計においては、部品の共通化を行うことは設計者としてのマナーとも言えます。同じようなサイズで部分的に異なるネジを使用する様に設計するとメンテナンス部品の在庫が多くなり、自社の管理コスト・調達コストをアップさせます。そのため、なるべく共通の部品を用いることができる設計者の図面と言えます。

試作開発治具設計・製作.COMによる「製作実績」の分類一覧

試作開発治具設計・製作.COMによる技術提案事例一覧

試作開発治具設計・製作.COMの技術提案事例を3つに分類しています。「コストダウン提案」「品質向上提案 」「 配線・配管・組立における作業性向上のポイント 」からそれぞれの具体的なVE技術提案事例をご確認できます。